脊椎疾患における鑑別診断と治療法選択の根拠
治療法選択とその根拠 胸椎 脊髄ヘルニアの手術成績 特発性と術後性の比較
森山 徳秀
1
,
山中 一浩
,
橘 俊哉
,
岡田 文明
,
草野 芳生
,
糸原 仁
,
圓尾 圭史
,
吉矢 晋一
1兵庫医科大学 整形外科
キーワード:
髄膜脊髄瘤
,
知覚減退
,
椎弓切除術
,
筋力低下
,
治療成績
Keyword:
Hypesthesia
,
Meningomyelocele
,
Laminectomy
,
Treatment Outcome
,
Muscle Weakness
pp.156-160
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2007024946
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特発性脊髄ヘルニア2例と術後性脊髄ヘルニア1例を経験し、病態や臨床経過において共通する部分と異なる部分が認められたので報告した。特発性の症例はいずれも胸椎の硬膜腹側に発症し、術後性の症例は椎弓切除を受けた頸椎の硬膜背側に発症していた。3例とも症状は緩徐に進行し、手術成績は全例良好であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2006