発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007037987
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42歳女。2~3年前から軽い腰痛と左下肢の痺れがあり、徐々に症状が進行してきたため受診した。諸検査により第3腰神経から発生した12×8×8cm大のダンベル型神経鞘腫と診断し、手術を施行した。腫瘍が巨大なため後方からの手術に加えて前方からの手術を要し、手術時間は合計8時間5分、出血量は800mlであった。術後に一過性の脱落症状を生じた。術後1年の現在、腫瘍の再発なく経過良好である。
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