発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016298060
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66歳男性。食思不振、右側腹部腫瘤を主訴に受診となった。精査の結果、長径13cmの巨大リンパ節転移を有する高度進行胃癌と診断され、S-1/CDDP療法による術前化学療法が開始された。その結果、7コース終了後、巨大リンパ節は長径3cmに縮小したため根治切除可能と判断し、膵頭十二指腸切除および横行結腸部分切除術を施行した。更に術後は補助化学療法としてS-1、tegafur/uracilを1年間内服した。目下、術後2年経過で無再発生存中である。
©Nankodo Co., Ltd., 2016