発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016298061
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79歳女性。横隔膜ヘルニアの経過観察中に嘔気と心窩部痛が出現、前医にて鎮痛剤を注射されるも改善せず、著者らの施設へ紹介となった。胸腹部CTをはじめ、上部消化管内視鏡所見から本症例は横隔膜ヘルニアによる腹腔内臓器嵌頓と診断され、第5病日目にライトウェイトメッシュを用いて腹腔鏡下修復術を行った。その結果、術後の経過は良好で、患者は術後7日目に軽快退院となった。
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