発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016152977
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64歳男。突然の腹痛と嘔吐を主訴に当院救急外来を受診した。腹部CTおよびエコー所見より、腸回転異常症に起因した右傍十二指腸ヘルニアによる絞扼性イレウスと診断し、腹腔鏡下にヘルニア嚢を広範囲に開放し、壊死小腸の部分切除、虫垂切除術を行った。術後第14病日に軽快退院し、その後の経過も良好であった。
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