発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005262477
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
53歳男性.患者は下腹部痛を主訴に入院となった.入院時,下腹部に腹膜刺激症状を認め,血液検査では炎症所見と軽度の貧血を認めた.腹部CTにて汎発性腹膜炎と診断し,緊急開腹手術を行った.手術所見では空腸腫瘍穿孔を認め,空腸部分切除,洗浄,ドレナージ術を施行した.術後,全身の皮膚色素斑が確認され,最終的にvon Recklinghausen病に合併した空腸gastrointestinal stromal tumor穿孔と診断された
![](/cover/first?img=J00393.2005262477.png)
©Nankodo Co., Ltd., 2005