発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2007114065
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55歳男、労作時胸部不快感を主訴とした。冠状動脈造影にて右単冠状動脈症における#3:99%狭窄、後下行枝(#4PD):90%狭窄と診断され、#3にステント留置を、#4PDに経皮的バルーン血管拡張術を施行した。術後11ヵ月、#4PDの再狭窄、運動負荷心電図陽性を認めた。血液検査にて軽度の肝機能異常、耐糖能異常を認めた。経皮的カテーテルインターベンション後12ヵ月、心拍動下に冠状動脈バイパス術を行った。術後、血行動態は安定し心電図変化は認めなかった。術後7日の冠状動脈造影にてバイパスグラフトの開存を確認し、術後15日目に退院した。
©Nankodo Co., Ltd., 2007