第31回日本看護科学学会学術集会 シンポジウムⅡ
新たな知の構築に向けて進化する看護研究方法
田中 美恵子
1
,
時長 美希
2
,
川口 孝泰
3
,
戈木クレイグヒル 滋子
4
,
堀内 成子
5,6
1東京女子医科大学
2高知県立大学
3筑波大学大学院
4慶應義塾大学
5聖路加看護大学
6聖路加産科クリニック
pp.91-93
発行日 2012年6月20日
Published Date 2012/6/20
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本シンポジウムは,学術集会メインテーマ『社会とともに拓く看護の新たな知への挑戦』について,進化する看護研究方法という視点から考えるという意義深いものであった.シンポジストには,新たな知の構築に向けて,看護研究方法を開発しながら研究に取り組んでおられる3名の方々を迎え,看護学の知とそれを生み出す方法について刺激的なシンポジウムが展開された.
川口孝泰氏は,教育学,建築学などさまざまな学問を積み重ねてきたご経験をもとに,学際的に看護学を探求していく方途について提示した.これは,Art(技術知)とScience(科学知)の二元論的枠組みを超えたその向こうにあるものとしての「看護の知」の探求であり,その目的はあくまでも看護実践活動の可視化と看護実践の向上である.
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