連載 これからのがんサポート[10]【最終回】
がんになっても安心できる社会の構築に向けて
品田 雄市
1
1東京医科大学病院がん相談窓口
pp.558-561
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200357
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がんになっても安心できる社会のかたち
皆さん、こんにちは。2015年10月の創刊以来連載してきました「これからのがんサポート」も、今回が総仕上げとなります。読者の皆さまをはじめ、出版に携わってこられた全ての方々への感謝を胸に、がんになっても安心できる社会のかたちについて、がん専門相談員である医療ソーシャルワーカーの視点からまとめてみたいと思います。
医療ソーシャルワーカーは、人々が安心して医療を受け、再びその生活を始められるよう、受診・受療から社会復帰、地域づくりにいたる幅広い社会福祉援助を行なうことが使命です。私もがん専門相談員となって、主としてがん患者・家族の皆さんとお会いするようになってからも、この軸はぶれていません。
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