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特集 神経難病のある生活者の視点を捉える
神経難病患者への作業に焦点を当てたかかわり—脊髄性筋萎縮症(SMA)を事例に
Occupation-focused practice for persons with neurodegenerative condition
髙橋 香代子
1
Kayoko Takahashi
1
1北里大学
pp.556-561
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203393
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Key Questions
Q1:作業に焦点を当てたかかわりの5つのステップとは?
Q2:脊髄性筋萎縮症(SMA)の疾患特性と評価・介入のエビデンスは?
Q3:脊髄性筋萎縮症(SMA)への作業に焦点を当てたかかわりの実際とは?
はじめに
神経難病患者を生活者として捉えて支援する際には,人-環境-作業(PEO)モデル1)が重要であることは前稿2)にて述べられているが,その中でも作業に焦点を当てたかかわりはOTの専門性が最も発揮できる視点である.本稿では,作業に焦点を当てたかかわりについて説明したうえで,脊髄性筋萎縮症(spinal muscular atrophy:SMA)の症例を例に挙げ,具体的な方法について紹介する.
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