増刊号 こんなときどうする? 運動器の作業療法ナビ
第4章 地域・在宅支援
2 間接支援という新たな可能性—介護予防,フレイル,事業所と行政のコンサルティング
久保田 好正
1
Yoshimasa Kubota
1
1株式会社斬新社
pp.874-879
発行日 2022年7月20日
Published Date 2022/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203075
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はじめに
近年,従来の直接支援から間接支援へとリハのアプローチが多様化している.直接支援とは,患者や利用者等,個別的に評価やアプローチをすることであり,間接支援とは介護予防での住民等を対象に,身体に触れることなく,アドバイスや知識の提供,施策をデザインする,事業所をコンサルティングする等,多岐にわたる.行政や職能団体を通して展開されることが多く,まだまだ発展途上の,可能性あふれる分野である.
今回,主に介護予防の分野で行政や事業所と行う間接支援についてご紹介し,作業療法の新たな可能性について述べていきたい.
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