特集 フレイルとその予防対策
フレイルの病態と新たな知見 フレイルと運動療法
島田 裕之
1
1国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター
キーワード:
運動療法
,
患者教育
,
事故防止
,
転倒・転落
,
目標
,
筋力増強訓練
,
健康的なライフスタイル
,
フレイル
Keyword:
Goals
,
Frailty
,
Healthy Lifestyle
,
Accident Prevention
,
Accidental Falls
,
Patient Education as Topic
,
Exercise Therapy
pp.345-349
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020187178
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<Headline>1 フレイルの予防に対して、運動や身体活動の促進は有効であることが示されている。2 筋力を効率的に向上するためには、最大筋力の60~80%程度の負荷をかける必要があり、レジスタンストレーニングや階段を昇るなどの高負荷運動を行う必要がある。3 高齢者に運動の目的を明確に説明し、徐々に負荷を高めながら運動指導を行う必要がある。また、運動しない高齢者への有効な対策を早急に検討しなければならない。
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