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1. Effect of renal denervation and catheter ablation vs catheter ablation alone on atrial fibrillation recurrence among patients with paroxysmal atrial fibrillation and hypertension:The ERADICATE-AF randomized clinical trial. JAMA 2020;323:248-55.PMID:31961420
[研究デザイン]
多施設単盲検RCT
[背景・目的]
腎神経焼灼術は心臓における交感神経の刺激を抑え,心房細動における抗不整脈作用を有する可能性がある。高血圧と発作性心房細動(PAF)を有する患者で肺静脈隔離術に腎神経焼灼術を追加した場合の,肺静脈隔離術の単独治療と比較した長期的な抗不整脈効果を検証する。
[対象]
PAF(定義:発作の持続が30秒〜7日以内のAF)が指摘されており,ガイドラインに基づき肺静脈隔離術治療を計画されている次の①,②を満たす18歳以上の患者:①収縮期血圧≧130mmHgまたは/かつ拡張期血圧≧80mmHgを満たす臨床的に有意な高血圧を有する,②事前のMRAで腎血管へのアクセスが可能である(ロシア,ポーランド,ドイツの5施設,2013年4月〜2018年3月)
[介入・方法]
肺静脈隔離術のみを行う肺静脈隔離術群と,腎神経焼灼術を追加した腎神経焼灼術群に1:1に無作為に割り付けた(隠蔽化あり,患者盲検-治療者非盲検)。施設で層別化。
[プライマリアウトカム]
12か月後のAF,AFL(心房粗動),AT(心房頻脈)の非再発率(ITT解析)
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