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1.Effect of filgotinib vs placebo on clinical response in patients with moderate to severe rheumatoid arthritis refractory to disease-modifying antirheumatic drug therapy:The FINCH 2 randomized clinical trial. JAMA 2019;322:315-25.PMID:31334793
[研究デザイン]
第Ⅲ相国際無作為化プラセボ対照試験
[背景・目的]
生物学的疾患修飾性抗リウマチ薬(bDMARDs)による治療にもかかわらず,疾患活動性が高い関節リウマチ(RA)患者には新しい治療が必要である。1剤以上のbDMARDs治療へ不応性のRA患者において,プラセボと比較したfilgotinib(低分子JAK1阻害薬)の症状の改善効果を検証する。
[対象]
18歳以上の次を満たすRA患者:①ベースライン,スクリーニング時に66関節中6関節以上の腫脹,68関節中6関節以上の圧痛,②スクリーニング時の中央検査室でのCRP 4mg/dL以上,③従来型合成DMARDsの治療下でも疾患活動性が高く,bDMARDsへの反応不十分または忍容性がない(114施設,2016年7月〜2018年6月)。
[介入・方法]
filgotinib 200mg群(経口200mg 1日1回),filgotinib 100mg群(経口100mg 1日1回)またはプラセボ群に無作為に割り付けた(隠蔽化あり,患者-検者盲検)。地域,先行するbDMARDsの使用経験数(3剤未満,3剤以上),血清抗体(RF,抗CCP抗体)の有無で層別化。
[プライマリアウトカム]
12週間後のACR20の達成率(per-protocol解析)
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