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1．Glycemia reduction in type 2 diabetes—glycemic outcomes. N Engl J Med 2022；387：1063-74.PMID：36129996

［研究デザイン］

多施設並行群間有効性比較RCT

［背景・目的］

2型糖尿病（DM）患者において，メトホルミンと併用した血糖降下薬における目標HbA1c値の達成効果については比較検証されていない。メトホルミン内服2型DM患者で，追加薬剤（グラルギン，グリメピリド，リラグルチド，シタグリプチン）が目標HbA1c値の達成効果を有するかを比較検証する。

［対象］

DM診断が30歳以上（先住民は例外として20歳以上），罹病期間が10年未満，HbA1c 6.8〜8.5％の2型DM。メトホルミン500mg/日以上を内服しており，登録6か月前に他の血糖降下薬の併用がなく，皮下注射治療を行う意思がある者（米国36施設，2013年7月〜2017年8月）

［介入・方法］

メトホルミンの内服に加え，インスリン グラルギン皮下注を追加するグラルギン群，SU薬グリメピリドを追加するグリメピリド群，GLP-1作動薬リラグルチドを追加するリラグルチド群，DPP-4阻害薬シタグリプチンを追加するシタグリプチン群に，1：1：1：1に無作為に割り付けた（隠蔽化：ウェブ応答システム，患者-診療所スタッフ非盲検，検査者-治験センター-結果評価者盲検）。施設ごとに層別化。