実践報告
ハンチントン病をかかえた患者の可能性に寄り添う
阿部 悦子
1
,
植本 真由美
1
,
谷本 佳子
1
,
秋庭 順子
1
,
和氣 洋介
1
,
三原 淳子
1
1こころの医療たいようの丘ホスピタル
pp.282-285
発行日 2017年5月15日
Published Date 2017/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200364
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
ハンチントン病は舞踏運動などの不随意運動を特徴とする進行性の神経疾患*1であり難病に指定されている。併せて気分や感情の障害、意欲低下、物事へのこだわり、認知機能障害などの精神症状がみられる*1。われわれは本病をかかえることになった人に寄り添い、医学的な予後にとらわれすぎることなく、改善の可能性を信じてかかわりを継続した。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.