Japanese
English
増大特集 難病研究の進歩
Ⅰ.神経・筋
ハンチントン病
Huntington's disease
長谷川 一子
1
Hasegawa Kazuko
1
1国立病院機構相模原病院神経内科
キーワード:
ポリグルタミン病
,
神経変性疾患
,
核酸医薬
,
遺伝子治療
Keyword:
ポリグルタミン病
,
神経変性疾患
,
核酸医薬
,
遺伝子治療
pp.390-391
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201203
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ハンチントン病は,病因遺伝子HTTのCAG繰り返し配列の異常伸長によるポリグルタミン病の一つで,主として成人期に発症する優性遺伝性進行性神経変性疾患である。精神症状と認知症状,舞踏運動を特徴とする運動障害を三主徴とする。病状の増悪により社会生活の継続が困難となることが多く,集学的な対応が必要な疾患である。近年,アンチセンスオリゴヌクレオチド治療や遺伝子治療が開始され,有効性が期待されている。
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