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次号予告・編集後記
小池
,
米沢
,
伊藤
pp.956
発行日 2019年12月15日
Published Date 2019/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201345
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横綱級困難ケース。「おぉ……」と息を漏らしながら読みました。困難性を支援対象に押し付けるのではなく、自らの対応や関係性に意識を向け直すと見え方が変わってくることがよくわかりました(私生活にも活かせそう)。▶看護師と利用者の1対1の関係性で見てしまいがちですが、どんな同僚がいて、どういう雰囲気の職場で、組織はどういった理念に貫かれているのかといった、支援する看護師を取り巻く環境的な要素が、その関係性に与える影響は小さくないだろうと感じます。そう考えると、小瀬古さんの組織はきっと素晴らしいところなのだろうと想像します。…小池
約10年前、雑誌『精神看護』を担当しており小瀬古さんにはお世話になっていました。その頃から、本をよく読まれ、それを正しく捉えたうえで療養者に対する自分の実践を真摯に重ね、振り返る——論理性と感性を兼ね備えた丁寧な方だなと思っていました(メダルを取ったら急に「遠い親戚です」みたいな感じですいません)。困難と混乱を切り分け、看護の道筋をつける技と型は「丁寧さ」からこそ編み出されて来られたのだろうと。あらためてこの度の出版をお祝い申し上げます!…米沢
本号で、幡野広志さんのフォトエッセイと、たむらあやこさんの漫画が最終回を迎えました。素敵なページをありがとうございました! …伊藤。
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