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次号予告・編集後記
小池
,
米沢
pp.456
発行日 2021年6月15日
Published Date 2021/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201701
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精神科訪問看護の特集でありながら、その領域に留まらない知恵と技に「へぇー」などと言いながら作りました。▶ちなみに、小誌は今号で通算300号をひっそりと迎えました。発行25周年、四半世紀です。1996年に創刊された第1号の特集は、「訪問看護は看護を変える」(意欲的だ!)。記事を見ると、「看護婦」「老人訪問看護」といった時代を感じさせる表記もあれば、背景や経験の蓄積が異なる一人ひとりの看護師のクオリティ・マネジメントの話など、今なお「課題」として取り沙汰される話題もあります(後者については今回の特別記事で紹介したウィルさんの取り組みは、1つのアンサーだよなと思ったり)。今作っている雑誌は数十年後、どのように見られるのでしょう。そう思うと身が引き締まります。……小池
精神科看護技術は1つの正解へ導く“指導”のようなものではなく、その人が生きやすくなる術(オリジナル版)を考える“作戦会議”的支援なのだと感じました。そこで「なんで?」と言ってしまえば仲間割れ必至です。先日、息子(7歳)を「なんでっ!?」と詰問してしまいました(なぜ、畳んだ洗濯物にダイブするのか)。気を取り直し、彼目線での経緯を尋ねたところ「そこに(山が)あったから」とのこと(涙)。この場合はチームとして自身の行動を省みてもらう「なぜ」が正しいのかもしれません。……米沢
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