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次号予告・編集後記
小池
,
米沢
pp.252
発行日 2022年5月15日
Published Date 2022/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201868
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外来に通院できる方が「訪問看護の導入」に懐疑的であるのはなんとなく分かります。事例では、そうした懐疑的な対象者から着実に信頼を掴み、早期からの関わりを可能にし、結果的に暮らしを豊かにするサポートをする様が描かれています。「すごい!」と素直に感動してしまいました。▶特別なものではなく、ありあわせの材料でその人に最適な環境を整えていく実践も紹介されています(お菓子の空き箱を薬入れにする、とか)。似たようなことは、現場の方々であれば、皆さんやっていらっしゃいますよね。こうしたブリコラージュ的な実践にすごくぐっときてしまうんですよね。もっと知りたいなあ。……小池
川村佐和子先生方による連載「在宅療養生活支援の見える化の試行」が最終回を迎えました。「訪問看護」を言語化する過程では歴史的な歩みが紹介されるなど、訪問看護をいろんな角度で知ることのできる連載でした。ありがとうございました!▶この春から担当雑誌が変わり、『精神看護』を担当することになりました。『訪問看護と介護』では、「生活するとはどういうことか」「生きるとは」という、当たり前のようでとても難しいことについて学ばせていただいた気がします。領域は変わりますが心意気は変えず、よりよき雑誌をつくっていけたらと思っております。ありがとうございました☆彡…米沢
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