次号予告・編集後記

多重課題を抱えるカオスについて、それを腑分けし、順位を付けるための手法を紹介する特集でした。▶「多重課題」といえば、雑誌編集者はいつもそういう感覚を抱いているんじゃないかと思うんですよね（私だけ？）。先々の誌面企画の検討や打ち合わせ、制作中の号の原稿を拝見して整理しつつも、既刊の号の宣伝や原稿料の手配。あと、チラシ等に載せる宣伝文句を考えたり、社内会議をやったり……など、実に多重課題な毎日。「今、何からやればいいんだっけ」と分からなくなることもしばしばです。バランスモデル的な、なにか取っ掛かりとなる思考法を誰か……！　…小池

アレルギーがある子どもはアトピー性皮膚炎や喘息を併せ持つことがあり、発症の月齢が違えば通う病院が違うことも。お薬手帳があるので重複がないよう処方はされますが、「定期的に通う病院をまとめては？」とは誰も言い出してはくれません。私事で恐縮ですが、長男は上記以外の疾患もあり（マルモ⁉）、一時4つの病院に定期受診が。ある日、連れて行く大変さをつい口にしたところ2院に減りました（もっと早く言えばよかった！）。“マルチをマルチから”捉える家庭医や訪問看護師の見立てスキルは、どんな人の健康をも支えると肌で感じています。…米沢