連載 めざせ 楽寿食 15
地域で行なう食支援
松月 弘恵
1,2
,
住垣 聰子
2
,
井上 典代
2
,
大沼 奈保子
2
1東京家政学院大学
2E-net
pp.260-263
発行日 2003年3月1日
Published Date 2003/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100649
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本連載の最後となる今回は,管理栄養士の自主活動グループ・在宅療養アドバイザー「E-net」が行なっている地域の在宅医療における食支援について紹介し,今後の可能性について考えてみたい。E-netの活動はまだ5年の経験にすぎない。しかし,その中で常に一貫している理念は,「地域で療養されている方に,管理栄養士の知識と技術を役立てていただく」ということである。
主な食支援活動は,本連載で紹介してきた「食事が楽しくなる。安全で楽に食べることができる。介護する方が楽につくれる」というコンセプトの「楽寿食」の紹介と,介護に関わる方の交流の場である「楽寿食パーティー」。そして前回紹介した訪問栄養食事指導の2つである。
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