特集 中堅看護師のリーダーシップ 「組織が求める役割行動」と「当事者が望む教育支援」とは
副看護師長のコンピテンシー開発を目指した学習会の試み—東京大学医科学研究所附属病院の取り組み
久原 みな代
1
1東京大学医科学研究所附属病院看護部
pp.1011-1015
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200851
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看護師の能力開発や評価に,コンピテンシー・モデルを導入している施設が増えている。その効果を最大化するためには,まずは看護管理者による理解,組織全体による共通理解が欠かせない。東京大学医科学研究所附属病院では,2014年度から看護師長対象のコンピテンシー学習会を開始し,2016年度からは副看護師長にもその対象を広げ,育成を図っている。本稿では,学習会を基盤にコンピテンシー・モデルを組織全体に浸透させる取り組みを紹介する。
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