Japanese
English
文献
サブストラクション 理論から方法をよりよく導くために
Substruction: Improving the Linkage from Theory to Method
Melen L. Dulock
1
,
William L. Holzemer
2
,
操 華子
3
,
近藤 潤子
4
1Emory University
2UCSF
3聖路加看護大学
4札幌医科大学保健医療学部
pp.455-461
発行日 1993年8月15日
Published Date 1993/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900158
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
サブストラクションは,研究の理論的,操作的側面の一致を言い表している。また,そのプロセスては各々のシステムの構成要素を明確にすることと,分析することが要求されている。しかし,サブストラクションについての検討の中には含まれていない研究の分析の側面がある。このサブストラクションの文献では,用具の信頼性,標本サイズ,影響の人きさ,あるいは統計的検定力について直接、言及していない。しかし,他の文献で十分にこれらについて論じているものがある(Cohen,1988;Nunnally,1978)。ある特定の研究において,著者により選択された理論的根拠を支持する経験的な事実の存在あるいは欠如をアセスメントするためのサブストラクションの方略はない。これらの領域については,さらに一層明解にされることが要求される。
要約すると,サブストラクションは理論的,操作的システムのつながりを確証するために,研究論文あるいは研究計画を検討するのに用いられる。サブストラクションは,修士課程の学生に研究のプロセスを教授する時に,博士課程の学生が博士論文の課題を計画する時に,学外の研究補助金を申請しようとしている教員と,そしてNIH(National Institutes of Health)へのプロジェクトを概念化することに取り組んでいる中堅の教員たちのグループと共に,著者により用いられている。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.