授業研究
看護過程構成要素に基づいた母性保健授業の一例—ヘンダーソンの枠組みを用いて
宮岡 久子
1
1前都立府中看護専門学校
pp.839-845
発行日 1989年12月25日
Published Date 1989/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908745
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はじめに
看護過程は,専門的な看護実践のための方法論として,その有効性が主張されている1).
わが国においても最近,看護過程の形式にそった臨床実習が盛んである.しかし,学内における看護の各論に,看護過程を用いて授業展開を行なった報告例は少ない.看護過程を用いた授業方法は,学生が学内における学習と,臨床における学習を結びつけやすいという利点を持っている.
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