調査研究
助産婦学校における5年間の分娩介助実習の実施結果・1—チェックリストを使用した分娩介助実習展開の結果
久米 美代子
1
,
常盤 洋子
1
,
松村 恵子
1
1同愛記念病院附属高等看護学院助産学科
pp.829-837
発行日 1989年12月25日
Published Date 1989/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908744
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はじめに
助産婦に期待されている役割,それは分娩の介助を中心に子供を生み育てるための援助業務であり,なかでも分娩介助は,母子にとって生命の危険を多く含んでいる援助技術である.
助産婦教育において,分娩介助の技術を習得するための学習過程は,理論と実習を組み合わせて学んでいかなければならない.「実習中分娩の取り扱いについては,助産婦または医師の監督の下に学生1入につき10回以上行なわせるものとする」と,保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則において規定されている.
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