特集 臨床実習・その1
臨床実習指導における学生とのかかわり
松尾 那美
1
,
今村 つる
2
,
華蔵閣 フミエ
3
,
高尾 久美子
4
,
竹内 幸子
5
,
小島 洋子
6
,
長谷川 雪枝
7
,
山崎 千代子
8
1市川市医師会付属准看護婦学校
2成田看護高等専修学校
3千葉看護専門学校高等課程
4木更津准看護婦高等専修学校
5野田准看護高等専修学校
6松戸市立病院付属看護専門学校高等課程
7(元)船橋看護専門学校高等課程
8(元)館山准看護学校
pp.235-238
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907954
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はじめに
ここ数年来,臨床実習の指導について大変な関心がもたれ,数多くの研究や工夫がなされている.
看護教育における臨床実習の位置づけは,既習した知識や技術を実習で統合し,看護の実践を通して学んでいくものであり,個性に彩られた人間が相互にかかわって生じる状況で,学生にどうすれば既習の知識や技術が看護になるのかを学ばせることができるのは,臨床の場でしかない.この臨床実習で教師がどう学生にかかわるか,どのような実習をさせるかで看護教育の質が決まると思う.
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