特集 学生の研究指導
看護研究指導の実際
学生とのかかわりを大切にして
久保木 三喜子
1
,
伊藤 幸子
1
,
渡辺 千恵子
1
,
加藤 節子
1
,
島野 美佐子
1
,
馬場 由美子
1
,
近藤 やす子
1
1旭中央病院付属看護専門学校
pp.35-41
発行日 1983年1月25日
Published Date 1983/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907775
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
当校は進学コースとして開校し,今年で既に19年目を迎える.また病院付属の看護学校であり,卒業生はほとんどが卒後すぐナースとしての業務にあたる.看護実践者の育成上,当校では看護研究において‘看護’を学ばせることを主眼とし,方法としては1事例の看護過程(ケース・スタディ)をもとに行っている.
したがって,学生が自己の看護過程の中から課題となるものを解明し,整理し,看護がより患者中心であるにはどうあればよいかを追求していけるよう教師がかかわるのであるが,それは考えるほど容易ではない.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.