連載 人間と教育・21
これからの老いと死と
上田 薫
1
,
加藤 由美子
1前都留文科大学
pp.648-649
発行日 1994年9月25日
Published Date 1994/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900908
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このたびは老人の繰り言として,少々危険なことを書く.
高齢化社会とは,人間にとってほんとうはなにかということである.私は1920年の生まれだから,もう正真正銘の老人である.幸運にも今のところは,多少の神経痛以外疾患らしいものがない.しかし80歳以上生きるべきかどうか,生きるならどう生きればよいか,ともすればとつおいつする.
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