特集 VRで未来を変える
【座談会】VRの可能性に託した,看護教育への信頼と展望
下河原 忠道
1
,
内藤 知佐子
2
,
古谷 和紀
3
,
堀田 聰子
4,5
,
山川 みやえ
6
1シルバーウッド株式会社
2京都大学医学部附属病院総合臨床教育・研修センター
3京都大学医学部附属病院 看護部管理室
4慶應義塾大学大学院
5医療介護福祉政策研究フォーラム
6大阪大学医学系研究科保健学専攻
pp.109-116
発行日 2018年2月25日
Published Date 2018/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200917
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感情体験が引き出す,自然なアクティブラーニング
山川 今,まさに京都大学病院での看護師研修として,VRを組み込んだ教育プログラムが終わったところです。まず,実際に研修をされた古谷さん,内藤先生,どうでしたか。
古谷 ここまで研修を受けた人の感情が引き出されるとは,正直思っていませんでした。研修中から,参加者がすごく熱く看護を考え,語っている感じが伝わってきましたし,最後のアンケートにも,中堅からベテランの年代が感情を出していることに驚きました。
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