連載 めだかの耳日記・9
気持ちを託して
今井 美沙子
,
今井 祝雄
pp.736-737
発行日 1999年10月25日
Published Date 1999/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902123
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女友だちより相談の電話があった。
「友だちのご主人が入院していたのに知らなかったの。今は退院して家で養生しているらしいけど、お花でも贈りたいの。お見舞いとは書けないし、完全に治ったわけではないから御祝とも書けないし、どうしたらいい?」
「わたしだったら『気持ち』と書くけど」
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