特別記事
【インタビュー】「ディープ・アクティブラーニング」という示唆─松下佳代先生に聞く
佐々木 杏子
1
1神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科
pp.120-127
発行日 2018年2月25日
Published Date 2018/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200919
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「活動あって学びなし」から「学びの深さ」の探究へ
佐々木 看護学教育でも,アクティブラーニングの考え方自体はずいぶん広まっているように思います。私の所属する大学でも積極的に授業にPBLを導入しています。
しかし,それが学生にとって本当に効果的なものになっているのか,疑問が残っています。やはり学習ですから,活動していればいいというものではありませんよね。具体的には,フリーライダーの出現や,停滞したグループワーク,深まらない議論,活動に時間を取られるなど,多くの問題があります。
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