増大号特集 「読む,書く,話す」で,教育力の充実を
教員という立場から,自ら学んだ「読む,書く,話す」を見直す
古都 昌子
1
1札幌市立大学看護学部
pp.600-605
発行日 2017年8月25日
Published Date 2017/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200797
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「読む,書く,話す」と私
日々における「読む,書く,話す」
このテーマをいただいて,「読む,書く,話す」が私の教員としての生活にどのように位置づき,生きづいているのかについて見つめ直してみました。
私の1日を朝から想起してみると,出勤と同時にメール文を読む,学生からの提出資料を読む,講義や会議資料作成のために参考資料を読む,メール文に返事を書く,あるいは新たなメール文を書く,提出物にコメントを書く,資料や会議資料を書く,時に論文などを書く,そして,講義で話す,会議で話す,ゼミや学生との面接で話すなどなど。毎日「読む,書く,話す」のオンパレードです。あとの残された時間は話を聞いているか,考えているか,動いているか,ぼーっとしているか,食べているか……などでしょうか。
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