特集 学校における医療行為と医療的ケア
Ⅲ.各論Ⅱ(それぞれの立場から捉える)
教員の立場から
能勢 由美
1,2
1元・大阪市教育委員会事務局指導部インクルーシブ教育推進担当次席指導主事
2大阪市立四貫島小学校長
キーワード:
医療的ケア
,
特定行為
,
学校における医療的ケアの教育的意義
,
協働
,
学校生活
,
連携
,
自立
Keyword:
医療的ケア
,
特定行為
,
学校における医療的ケアの教育的意義
,
協働
,
学校生活
,
連携
,
自立
pp.1685-1691
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001386
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SUMMARY
▷大阪市では,学校現場での医療的ケアの実施に取り組んでおり,障がいのある子どもの人権尊重をはかり,地域で「共に学び,共に育ち,共に生きる」ことを基本とした教育の推進に努めている.
▷学校において医療的ケアを実施する教育的意義は大きく,大阪市では,研修を受けた教員と学校配置看護師が協働し,それぞれの専門性を活かして子どもの教育活動を支援している.
▷学校は,医療的ケアの必要な児童生徒の教育活動を充実させるため保護者,本人,教員,看護師をはじめ病院や教育委員会等関係諸機関との連携を大切にして学校における医療的ケア体制を構築している.
▷学校では,保護者・本人の思いに寄り添い信頼関係を築くことで安心安全で充実した学校生活を行っている.
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