焦点
1.看護学教育における倫理指針
日本看護系大学協議会
,
教育研究倫理検討委員会
pp.306-313
発行日 2008年4月25日
Published Date 2008/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100898
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この指針を作成するプロセスで, どんな議論があったか
今回,紹介する「看護学教育における倫理指針」(以下,倫理指針)は,日本看護系大学協議会の平成16年度から18年度の教育研究倫理検討委員会により策定された。この意図は,「近年の生命倫理に対する認識が急速に高まってきた社会背景をふまえ,看護学教育および研究に関する倫理に関して,わが国全体の議論の進展,国際的動向を見極め,これと連動して看護学教育研究倫理の確立をはかること」(倫理指針の説明文)の必要性にある。
これを策定する間に,社会的環境はよりいっそう倫理に関する関心が高まるとともに,看護倫理に関する研究を含め諸々の指針が整備され,それらを規範とする状況になってきていた。このような社会的な状況を視野に入れながら検討を進めた。
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