連載 看護教師の学び方アラカルト─つなぐ・創る・活かす・2
授業研究を通して授業力を高める―「授業づくりセミナー」からの学び
石垣 夫美代
1
,
加藤 幸恵
1
,
新美 綾子
1
,
栗本 澄子
1
,
田中 直美
1
,
山内 美佐子
1
1厚生労働省看護研修研究センター同窓会東海支部
pp.162-166
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100223
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はじめに
看護教師の第一の役割は,授業を行うことである。新任の教師はもちろんのこと,経験を重ねた教師も,授業の組み立て,授業内容の精選,教材の選択,教える技術など,これで学生の理解が得られるか,そして得られただろうかと,授業のたびに苦悩しているのではないだろうか。しかし,日々の教育実践の中で,教師個人で授業力を培うには限界がある。
厚生労働省看護研修研究センター同窓会東海支部は,現在会員約380名で,看護教育の質の向上をはかるために「授業」を中心課題とし,「授業づくりセミナー」(以下,セミナー)による授業研究活動を行ってきた。そのセミナーの経緯と,セミナーを通じて得られた学びについて報告する。
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