連載 続・なぜ看護政策を学ぶのか?・6
医療制度改革に向けた看護の動向―2005年「医療安全の確保に向けた保助看法等のあり方に関する検討会」から考える
田村 やよひ
1
,
大室 律子
2
1厚生労働省医政局看護課
2千葉大学看護学部附属看護実践研究指導センター
pp.156-161
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100222
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大室 最近,医療・看護政策上の動きが多く見られますね。厚生労働省では昨年,「医療安全の確保に向けた保助看法等のあり方に関する検討会」が開かれましたが,まず,その経緯や目的をお話しください。
田村 はい。厚生労働省では,2006年の通常国会に医療制度改革関連法案を提案するため,2004年秋から,社会保障審議会医療部会で医療提供体制全般について,議論していただいてきました。この医療部会の中で看護に関連して提起された課題や,他の審議会などで提起された問題などをさらに検討するため,「医療安全の確保に向けた保健師助産師看護師法等のあり方に関する検討会」を昨年の4月に設置したものです。
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