特集 これからの保健婦教育—新任保健婦の教育
新任保健婦の教育はどうあったらよいか
湯澤 布矢子
1
,
金子 仁子
1
1国立公衆衛生院公衆衛生看護学部
pp.102-107
発行日 1994年2月10日
Published Date 1994/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900870
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保健婦の職能としての特性
鉄は熱いうちに鍛えよ,ということわざがある。新任の保健婦に対する教育のあり方が,その後の活動,ひいては個人の生き方まで左右するほど,重要な意義があることは論をまたない。
特に現代のように転変の激しい社会にあって,企業などでは「企業は人なり,人が育たない企業は発展しない」として,社員の職場内教育(On the job training : OJT),および職場外教育(Off the job training : OffJT)を重視し,新任者から管理者までの体系的プログラムを用意して,人材育成に努めているところが多い。
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