特集 これからの保健婦教育—新任保健婦の教育
現任教育のあり方について考える—保健婦初任者研修参加者の声から
中村 恭子
1
,
勝田 美代子
1
,
浜川 和子
1
,
河上 浜子
2
1滋賀県健康福祉部健康対策課
2厚生省健康政策局計画課
pp.108-112
発行日 1994年2月10日
Published Date 1994/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900871
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はじめに
滋賀県では,昭和53年度から図1の保健婦研修体系に基づき保健所,市町村保健婦らを対象に公衆衛生看護従事者講習会(悉皆研修)を経験年数別(初任者,中堅者,係長・主査)に行っている。
経験年数3年までの初任者保健婦に対し,平成2年度から地区把握を中心テーマに実施している。平成4年度に行った初任者研修の中で,現場において新任保健婦が置かれている状況や悩んでいることが浮き彫りになり,現任教育体制に関する課題が明らかになった。このことを踏まえ,今後の現任教育のあり方について考えてみたい。
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