研究・調査・報告
新任保健婦教育のあり方の検討—山形県の新任者および指導者への調査から
赤部 智子
1
1山形県山形保健所
pp.325-334
発行日 1989年4月10日
Published Date 1989/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207729
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はじめに
現在,山形県では,新任保健婦教育は各職場に一任されているが,各職場での教育の内容は,明確には把握されておらず,また,専門職としての研修も,散発的にしか実施されていない状況である。
保健婦の養成期間1年間を終えたからといっても,ただちにこの専門職業人として完成されるわけではない。三品1)ら,平山2)らが指摘しているように,新任者の時期によい先輩の影響を受けるか否かが,職業人としての成長の可否を決定するとさえ言われている。
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