Japanese
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特集 脳性麻痺
脳性麻痺児(者)の就学と就労
A School Going and Engaging in Labor of the Children with Cerebral Palsy.
五味 重春
1
Shigeharu Gomi
1
1埼玉県生活福祉部
1Department of Welfare, Saitama Prefecture.
キーワード:
就学
,
就労
Keyword:
就学
,
就労
pp.438-441
発行日 1979年6月10日
Published Date 1979/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104171
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はじめに
脳性麻痺(以下,CPと略す)児童の就学と卒業後の就労というテーマで執筆を依頼されたが,就学については,昭和54年度から肢体不自由児の全員就学という義務制が施行され,大きく前進の時となっている.また就労については,昭和51年身体障害者雇用促進法の雇用率が改正され,すでに一部その成果をあげつつある.
しかしながら,CPの就学と就労について全く問題がないわけではない.とくに「養護学校高等部は出たけれど」という,卒業後の進むべき道に大きな課題が残されている.
ここではCPの就学と就労という視点から,主としてその現状と問題点をとらえてみたい.
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