連載 嚥下障害食
家族への栄養・食事指導
増田 邦子
1
,
手嶋 登志子
2
1特別養護老人ホームしゃんぐりら
2浜松大学健康プロデュース学部
キーワード:
栄養・食事指導
,
食介護
Keyword:
栄養・食事指導
,
食介護
pp.281-283
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100491
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高齢になると,摂食・嚥下障害や食欲不振などによって食事摂取量の低下が起こり,たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PEM)や褥瘡の問題が起こってくる.そのため,摂食状況や身体状況を常に把握した食事・栄養管理が重要となる.その際,本来楽しみである食事が苦しみにならないように,誤嚥を起こさず安全で食べやすく,おいしい食事を工夫することがポイントとなる.また,体重の変化に注意しながら摂食機能の低下を予防し,食環境を整えて低栄養の予防ができるようにするためには,家族の正しい理解と協力が必要となる.
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