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第4回「理学療法と作業療法」賞・受賞論文
準入賞:あきらめと執着―脳卒中片麻痺患者における麻痺手受容に関する心理学的一検討
Acceptance of Disability Hand-the Experience of Hemiplenic Patients due to C.V.A.
松田 勇
1
,
花岡 寿満子
1
,
斎藤 邦男
1
,
松本 真由美
,
児玉 武男
,
滝沢 洋子
Isamu MATSUDA
1
,
Sumako HANAOKA
1
,
Kunio SAITO
1
1リハビリテーションセンター鹿教湯病院
1Kakeyu HospitaL.
pp.858-865
発行日 1979年12月15日
Published Date 1979/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102051
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I.はじめに
治療医学的期待のもとに,多くの片麻痺患者は,麻痺それ自体の回復を,ニードに入院してくる.しかし,現状での,麻痒手の回復は,自然治癒過程に,その多くを依存していると言える.そうした中で,患者は「あきらめと執着」の葛藤に耐えているかのようである.本研究は,このような状況下での,麻痺手の受容に関する心理学的検討である.
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