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あとがき
泰羅 雅登
pp.494
発行日 2014年4月1日
Published Date 2014/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416101783
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2月の東京は2度にわたる大雪。幸いなことにいつも週末だったので,市民生活に大きな支障が出なかったのは幸いです。個人的な趣味の話で申し訳ないのですが,残念なことに,この雪でいくつかのマラソン大会が中止になってしまいました。名前だけはお聞きになったことがあるかと思いますが,市民マラソン大会の草分けである青梅マラソンも除雪が追いつかず中止になりました。青梅から先のJR線がその後しばらく運休になっていましたから,どれだけ積もったかは推して知るべしでしょうか。今回は関東甲信の山に近い地区で大きな被害が出ましたが,読者の先生方の中にも被害にあわれた方がいらっしゃるかもしれません。ご苦労をお察し申し上げます。
災害といえば,ここに書くことが適切かどうかはわかりませんが,ちょうど今,STAP細胞の論文の件でてんやわんやのお騒ぎになっています。この編集後記を書いている時点でSTAP細胞が本当にできていたのか(あるいは,できるのか)についての決着はついていないのですが(これについては,まだ細胞が残っているとのことなので,第三者に検証してもらうことになるのでしょう),論文写真の流用などについてはほぼ申し開きのできない状況と思われます。また,学位論文に対するいくつかの疑惑も報道されています。
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