特集 不明熱診療最前線―基本アプローチから「横綱級」困難症例まで―
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pp.512
発行日 2013年6月15日
Published Date 2013/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102882
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Q1:不明熱診療で先生がとくに心がけていることはありますか?
A1:不明熱診療の基本原則として「1つでもfocal signや手がかりがあればそこを集中的に」というものがあります(コロッケ会FUOチェックリストより).これはSatton's lowと呼ばれる診断学の法則です.サットンさんは医師ではなく100以上の銀行強盗をした有名な泥棒なのですが,彼が捕まった時に,警察に「なんでそんなに銀行強盗をするのか?」という問いに「なんでって,そこに金があるからさ」と答えています.
(岸田 直樹→p461)
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