特集 めまいにどう対応するか
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早川 美奈子
,
木村 眞司
,
竹村 学
,
伊藤 澄信
pp.817
発行日 1999年9月15日
Published Date 1999/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902815
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Q1 後頭蓋の病変の評価に有用な画像検査を教 えてください.
A 単純写真では最も簡便ではあるものの,脳実質や側頭骨病変の詳細については評価不可能である.CTは短時間で施行可能であり,スクリーニングとしては適しているが,後頭蓋の病変に対しては骨によるアーチファクトのために読影が困難であることが多い.MRは脳実質や側頭骨内をはじめ血管系や脳神経などの詳細が描出されるために,精査目的の検査としては有効であるが,ペースメーカーなどの体内に金属が存在する患者にとっては禁忌となる.
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