目で見る外科標準術式・11
腹腔鏡補助下幽門側胃切除術
白石 憲男
1
,
安達 洋祐
1
,
北野 正剛
1
Norio SHIRAISHI
1
1大分医科大学第1外科
pp.1421-1427
発行日 2000年11月20日
Published Date 2000/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904296
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はじめに
腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(LADG)は,D1+αのリンパ節郭清が可能であり,かつ手術侵襲の軽減,術後疼痛の軽減,美容上の利点を兼ね備えた術式である1,2).近年その有用性が認められ,日本内視鏡外科学会のアンケート調査においても年々増加の傾向にある3).本稿では,より安全なLADGを行うための手技上のコツについて概説したい.
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