手術助手にはこうしてほしい
消化管領域 腹腔鏡補助下幽門側胃切除術
衛藤 剛
1
,
河野 洋平
,
白下 英史
,
猪股 雅史
,
野口 剛
,
白石 憲男
,
北野 正剛
1大分大学 第一外科
キーワード:
胃腫瘍
,
胃切除
,
腹腔鏡法
,
幽門
,
リンパ節郭清
,
トロカール
Keyword:
Gastrectomy
,
Lymph Node Excision
,
Laparoscopy
,
Pylorus
,
Surgical Instruments
,
Stomach Neoplasms
pp.37-41
発行日 2012年1月1日
Published Date 2012/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012100121
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胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術の症例数は年々増加し、適応も上部癌や進行癌へ拡大しつつある。今後も各施設における手技の定型化と、術中偶発症や術後合併症を予防するための手技の安定化が必要である。そのためには、腹腔鏡下手術の利点である共通の視野・拡大視効果を生かした術野展開が重要であり、術者、助手との密接なコンビネーションが要求される。本稿では、腹腔鏡補助下幽門側胃切除術における助手の術野展開のポイント、手技の工夫点、操作における注意点について解説した。
©Nankodo Co., Ltd., 2012