Japanese
English
特集 腹腔鏡下胃手術のすべて
基礎編
早期胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術
Laparoscopic distal gastrectomy for early gastric cancer
李 相雄
1
,
田中 亮
1
,
今井 義朗
1
,
本田 浩太郎
1
,
内山 和久
1
Sang-Woong LEE
1
1大阪医科大学一般・消化器外科
キーワード:
早期胃癌
,
腹腔鏡下手術
,
幽門側胃切除術
Keyword:
早期胃癌
,
腹腔鏡下手術
,
幽門側胃切除術
pp.1169-1175
発行日 2019年10月20日
Published Date 2019/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212619
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆適切なポート配置,肝外側区域・肝円索の挙上で術野を確保する.
◆生理的癒着を外して解剖学的位置関係を明らかにし,郭清時のランドマークを設定する.
◆間膜切離に際しては奥行きのある面状展開を保持し,切離部に適切な緊張をかける.
◆早期胃癌に対する予防的郭清では動脈周囲神経叢の外側(outermost layer)で郭清を行う.
◆術者左手の組織牽引で“outermost layer”を「剝離可能層」として視認し,これを左右に広げて連続させる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年10月末まで)。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.