Japanese
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特集 図解 成人鼠径ヘルニア手術
プラグ法によるtension-freeヘルニア修復術
Tension-free herniorrhaphy by plug method
平井 淳一
1
,
白髭 健朗
1
Junichi HIRAI
1
,
Kenrou SHIRAHIGE
1
1原尾島病院外科
キーワード:
ヘルニア修復術
,
プラグ法
,
tension-free
Keyword:
ヘルニア修復術
,
プラグ法
,
tension-free
pp.863-868
発行日 1996年7月20日
Published Date 1996/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902341
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従来鼠径ヘルニア手術術式の評価は再発率のみによってなされてきた.しかし最近では手術時間,術式の難易度,経済性,さらには日帰り外来手術で代表されるように,早期の社会復帰など術後のQOLをも考慮に入れた総合的な評価によるようになってきた.プラグ法によるヘルニア修復術は,人工の膜材であるpolypropylene製のプラグとパッチを使用し,ヘルニア門の閉鎖ならびに無縫合による後壁補強をtension-freeの状態で行う術式である.われわれの2年間の経験では,前述の条件をすべて満たした優れた術式と評価できる.
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